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8000m峰の死亡率がとんでもなかった <14座の登頂の難しさとその理由>

最近、冒険家の三浦雄一郎さんが、史上最高齢の80歳で世界最高峰エベレスト(8848メートル)に登頂成功しましたよね!

自分には未知の領域ですが、本当にすごい事だと思います。

無事登頂&生還おめでとうございます!



気になったので、8000m峰について調べてみました。

世界の8000m峰14座


8000メートル峰(8000メートルほう、Eight-thousander)とは、地球上にある標高8000メートルを超える14の山の総称である。
それらの山は全てアジアのヒマラヤ山脈、およびカラコルム山脈にある。
全14座の内、7座では初登頂の際に酸素ボンベが使用された。
最高峰のエベレストから標高第5位のマカルーまではビッグ5と呼ばれ、現在でも頻繁に酸素ボンベが使われている。
全ての8000メートル峰の登頂に成功した最初の人物はラインホルト・メスナー(イタリア)で、1986年10月16日に達成した。

ラインホルト・メスナー


<8000mの世界とは?>

8000mという高さは、スカイツリー15本分の高さに相当します。

世界には8000メートルを超える山が14座存在します。
そこの酸素と気圧は平地の3分の1。平均気温はマイナス35度。まさに人間が生存することなどできない世界です。

8000メートルの世界というのは、飛行機が雲の上を飛んでいるくらい。
飛行機が安定して飛ぶ高度というのは、8000~1万500メートルほど。
この高さに自分の持っている心臓と肺だけで、行くだけではなく帰ってこなければなりません。

ちなみに飛行機が雲の上を飛んでいて、いきなり扉が開いたらどうなると思いますか?
機内に外気が入ってくると、人間は1分ほどで失神してしまうそうです。
そのままにしておくと、全員が死んでしまうのが、8000メートルという世界。

想像もつきませんが、それほど過酷な場なのです。


・デスゾーンと呼ばれる、標高8000メートルの世界

デスゾーンでは人体は高所順応せず、酸素が補充されるよりも早く酸素の蓄えを消費する。
酸素ボンベなしでデスゾーンに長時間滞在すると身体機能の悪化や意識の低下が起こり、最終的には死に至る。

デスゾーン

遺体の回収もままならず放置されたままの遺体


<8000m峰14座の死亡率>


14位

チョー・オユー(Cho Oyu)

チョ・オユー


死亡率:2.5 %
挑戦者:1400人
死亡者:35人


13位

ガッシャーブルムII峰(Gasherbrum II)


ガッシャブルム2


死亡率:2.6 %
挑戦者:650人
死亡者:17人


12位

ローツェ(Lhotse)


ローツェ


死亡率:4.5 %
挑戦者:243人
死亡者:11人


11位

ブロード・ピーク(Broad Peak)


ブロード・ピーク


死亡率:7.2 %
挑戦者:255人
死亡者:18人


10位

エベレスト(Everest)

エベレスト


死亡率:9.3 %
挑戦者:1924人
死亡者:179人


9位

シシャパンマ(Shishapangma)


シシャパンマ


死亡率:9.5 %
挑戦者:201人
死亡者:19人


8位

マカルー(Makalu)

マカルー


死亡率:10.7 %
挑戦者:206人
死亡者:22人


7位

ガッシャーブルムI峰(Gasherbrum I)


ガッシャブルム


死亡率:10.8 %
挑戦者:195人
死亡者:21人


6位

ダウラギリ(Dhaulagiri


ダウラギリ


死亡率:17.9 %
挑戦者:313人
死亡者:56人


5位

カンチェンジュンガ(Kangchenjunga)

カンチェンジュンガ


死亡率:21.6 %
挑戦者:185人
死亡者:40人


4位

マナスル(Manaslu )


マナスル


死亡率:21.7 %
挑戦者:240人
死亡者:52人


3位

K2

K2


死亡率:26.8 %
挑戦者:198人
死亡者:53人


2位

ナンガ・パルバット(Nanga Parbat)


ナンガパルバット


死亡率:28.2 %
挑戦者:216人
死亡者:61人


1位

アンナプルナ(Annapurna)

アンナプルナ


死亡率:40.8 %
挑戦者:130人
死亡者:53人




想像をはるかに超えてました...

1位のアンナプルナに関しては、4割ですから、2,3人に1人の割合で命を落としている事になりますからね...

アンナプルナ


これだけの難易度の山で、14座完全登頂とか本当にすごい事なんだと思いました。

世間には、途中からヘリコプターで帰ってきて、それは登頂と言わないなんて言ってる方もいますが、

こんな過酷な環境に挑んで、生きて帰ってくる。

それだけで立派な事だと思いますがね。



<ちなみに世界で1番人が死んでいる山>

それはエベレストでもK2でもなく、日本の谷川岳です。

谷川岳

谷川岳は、昭和6年の統計開始から実に800人弱の死亡者を出しており、ヒマラヤの8000メートル超えの14座の死亡者の合計である637人を遥かに超えている。

この記録は奇しくもギネスブックに登録されています。

標高は1963mと決して高くはないですが、誰でも気軽に入れる事と、天候の変化が激しい事からでしょう。

また、谷川岳東面の一の倉沢、マチガ沢、幽の沢などのクライミングの事故による要因が大きいですね。

ちなみに自分の大好きな山で、西黒尾根は日本三大急登、日本三大岩場でもあります。

谷川岳
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